2年前期:第1回ゼミ活動〜ビジネスの変化とユーザーデザイン(UXデザイン)〜
6月25日(月)に第1回のゼミ活動が行われました。その日からだいぶ期間が空いてしまったのですが、今回はそこで学んだことについてブログに書いていきたいと思います。
まず最近のビジネスでは大きな変化が見られます、そこで今回はその変化について3点詳しく見ていきたいと思います。その後さらにUXデザインについても詳しく見ていきたいと思います。
⚪︎デジタル・トランスフォーメーション
まず1つ目の変化はこの「デジタル・トランスフォーメーション」です。
これはデータをAIで管理する方法で、最近のビジネスで評価が高い企業(例:メルカリ、ZOZO等)が行っています。
この様にAIで顧客の行動を管理することで、顧客の行動がオンライン化し、どのような状況にあるとその商品を購入していくのかといったことが分かるようになる。つまりデータ保持者が優位に立てるシステムであると言えます。
しかし、ここで大事になってくるのは、そのデータを用いて「この商品を売るにはどうしたらいいか」を考えるのではなく、「このニーズに応えられる商品は何があるかorどのようにしたら作れるか」を考えなければいけないという点です。
簡単な例を挙げるとすればペット用のトイレが挙げられます。
こうしたペット用のトイレはただ単にトイレの処理が楽になるといったものではなく、その日のトイレの回数やペットの体重の変化などを細かにチェックする機能がついている、そうした機能のおかげで飼い主が外にいる時でもペットの健康を把握することができるため安心して外出ができる。
この様に、単に便利な商品を作るのではなく、ユーザーのニーズに応えた商品を作るうえで、データ管理は重要視しなければならないのです。
⚪︎モノからサービスへ
2つ目に「モノからサービスへ」といった変化です。
昔は、企業がその商品の価値を作っていましたが今では顧客(ユーザー)がその商品の価値をつくっています。
簡単な例を挙げると、メガネは「見えにくいものを見えるようにするサービス」、水は「喉の乾きを潤すサービス」であると言えます。他にも同じスマートフォンを使っていても、音楽専用で使っていたり、SNSをメインとして使っていたりと使用用途は人それぞれ異なります。
この様に、現代では価値は顧客の手元でうまれているため、企業はその商品が顧客の手元でどの様に使われているかといった利用状況を正確に把握することで本来の価値が分かるのです。
そしてここで重要になってくるのが「無意識でやってることこそ最も欲していること」であるということです。例えば、夏に外出している時、「脱水症状にならないように意識して水分を摂る」のと、「あまりの暑さに気づいたら水分を摂っていた」のでは後者の方がより多くの価値を求めていると言えます。
そうした無意識下での欲求を見極めるために、観察をする必要があるのです。
⚪︎フィンテック
3つ目の変化は「フィンテック」と呼ばれるものです。
これは決算事業を経済圏に入れることで、自分のお店だけでなく、よそではどういった行動をとっているのかを把握するシステムです。
よく知られているところだと、メルカリ・Amazon・楽天・LINE・Appleなどが参入しています。
こうした企業は、よそでの顧客の行動のデータを収集し、自社のサービスに活かしています。
以上の3点が最近のビジネスで見られる大きな変化となります。
そして最後にUXデザインとサービスデザインについて説明させていただきます。
UXデザインとは、顧客にどのような体験をしてもらうのかを計画することです。
そしてサービスデザインとは、そのような体験を量産できる製品やサービスを作ることです。ここで重要のは、サービスデザインは「導く」というより「促す」ものであるということです。
〜まとめ〜
・ユーザーの本質的なニーズはどこにあるのか、それを知るためには観察が必要
・モノは品質よりスピード(熟慮せずに早く失敗すること)が大事
以上が、第1回ゼミ活動で私が学んだことになります。また今日中に第2回のゼミ活動についての報告も行うと思うのでお時間がありましたらそちらの方もぜひ御覧になってください。ここまで拝読してくださり誠にありがとうございました。