映画感想①:千と千尋の神隠し

この記事にはネタバレが含まれています



どうもお久しぶりです。春休みが始まってから2週間ほど経ったのですが、基本毎日何かしらやることがあるせいで時の流れがとても早いです笑

けどまあ忙しいと言ってもせっかく春休み二ヶ月あるんだし、息抜きがてら何かしらブログ書きたいなぁと思い映画の感想でも書いていこうかなと思いました。ちなみに不定期でやっていくつもりなのでもしかしたらこれが最初で最後の感想ブログになるかもしれません笑


ということで早速今回観た映画の紹介から


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今回私が観た映画は「千と千尋の神隠し」です。選んだ理由はまあブログ一本目ですし、見慣れたものの方がやりやすいかなぁと思いこれにしました。

千と千尋の神隠しは2001年に初公開され、その後七ヶ国で公開、さらには2016年に国内で行われたジブリ総選挙で一位に選ばれ、全国五ヶ所で再び公開される程の人気を博している映画です。

ちなみに、主人公である千尋千尋のお父さんにはモデルとなった人物がいるそうなので気になる方はその辺も調べて見てください。映画を観た後にそういった制作秘話や裏話といったものを知ると、また新しい楽しさが生まれますよ。


さてさて話を戻しまして。

千と千尋の神隠しのあらすじは


主人公である千尋は両親と車で引越し先に向かってる途中、道に迷ってしまい怪しげなトンネルの前に辿り着きます。千尋はトンネルを潜ることを嫌がりましたが、一人置いていかれるのが嫌で結局ついていくことに。


トンネルを潜った先は原っぱ広がっていて、お父さんはテーマパークの残骸だと一人納得します。そして、ふと食べ物の匂いがしたのでさらに奥に進むと無人の街に辿り着きます。そこで美味しそうな食事が目につきお父さんとお母さんは矢庭に食事を食べ始めます。千尋は早く帰ろうと言い迫りますが、両親は耳を貸しません。仕方なく千尋は辺りを散策し始め、油屋の近くで謎の少年と出会う。少年から命令口調ですぐに帰るよう言われて気を悪くしつつ両親の元へ戻ると、なんと両親が豚になっていました。実はこの地は神々が集まる世界で、両親が食べた食事は神々に対してのものだったのです。それを無断で食べたため両親は豚に変えられたのですが、当然千尋はそのような事情を知る由もなく。パニックになった千尋はその場から逃げ出し人目(神目?)の付かない場所に隠れていました。そんなパニック状態の千尋を助けたのは先程出会った少年でした。彼の名はハクと言い、この世界では仕事を持たない物は豚などに変えられてしまうということを千尋に説明します。そしてハクからの説明を受けた千尋は油屋に連れて行かれ、そこで油屋の主人である湯婆婆になんとか働かせてもらえるよう頼み込みます。仕事を貰う代償として千尋は本名を奪われ、新たに「千」と名付けられました。


働き始めの頃の千は消極的な上、周りから冷めた目で見られていたためとても肩身の狭い様子でした。唯一の味方だと思っていたハクからも「無駄口を聞くな」と冷たくあしらわれたため、酷く傷つきます。

しかし、朝従業員が寝静まった頃に千ところにハクがやってきて「お父さんとお母さんに会わせてあげる」と連れ出します。様々な花が咲き乱れる油屋の庭を抜け、豚小屋で豚に変えられた両親に「きっと助ける」と告げた千は戻る途中でハクからおにぎりを受け取ります。疲れきった心にハクの優しさが染みたのか、あるいは緊張が緩んだのか、千は突然泣きだします。泣き終えた千は、現実世界で友達に貰っていたカードを見て自分の本当の名前が千尋だということを思い出します。しかし実はハクも名前を奪われていて、ハクは名前を思い出せないそうです。なのでハクは絶対に千に本当の名前を忘れないよう諌めました。


その後油屋で働く千は様々な困難に遭遇するようになりますが、その困難を乗り越えていくうちに千自身も成長していき、最終的にはハクの名前を思い出させる事ができ、両親も助けられて無事元の世界に帰っていった。


という感じになります。最後の方だいぶ省略しちゃいましたがまあその辺は各自で観ていただければなと笑


特に元祖壁ドンシーンとおにぎりシーンとハクの名前を思い出させるシーンは個人的にとてもお気に入りのシーンです。何回観ても見飽きません。


さて、感想の方なのですが、大きく分けて以下の二点になります。

千尋の成長

考えさせられるストーリー


まず千尋の成長なのですが、これはもう本当に、あれだけ何に対しても拒絶反応起こしかけてた様な子がほんの数日でよくもまああそこまで大人びれたものだと。正直精神年齢なら負けてる自信があります。

誰かに守られるだけでは何も得られない、何かを守る立場になって全力になるからこそ知識や経験は得られるのだと、そう感じました。現に映画の序盤で車に乗ってる千尋と、終盤銭婆のところへ向かう電車の中千尋とで明らかに顔つきが変わっているのが分かります。


次に、考えさせられるストーリーという感想なのですが、これはもう考えさせられることが多いのでまとめきれませんが、例えば両親が豚に変えられるシーンでは、物事に関して楽観視していてはいつか痛い目をみることを学べますし、他にも湯婆婆に名前を奪われるところなんかも、本名を軽視しがちな日本人にとっては色々と思い直させられるシーンだなぁなんて思えます。

それに、ネットに上がってる制作秘話や都市伝説なんかを調べるとその度に色々と考えさせられたり、新しい発見をすることが出来ます。

例えば、有名所の都市伝説で言えば「火垂るの墓」の節子がでてくるとか、「耳をすませば」の中で原作がでてきているとかがありますね。この辺の情報を見た時別の意味で感動しました。



と、まあこんな感じで、普段何となくで観てる映画でも、見方を変えるだけで色々な発見ができるので、このブログではそういった発見を手助けできればなと考えています。まあ私が選ぶ映画のジャンルに偏りがあるとは思いますがその辺はご愛嬌ということで笑


余談ですがこの歳になっても主題歌の「いつも何度でも」が流れる度に涙腺が緩みます。いやーホント歌が合いすぎてて。

あとこの記事見返してて思ったのが感想とかよりあらすじの方が長くなってるんですよね…次回からもう少しあらすじ簡潔にできるよう頑張ります…


ということで今回はこの辺で。御拝読ありがとうございました。



〜参考文献〜

千と千尋の神隠し Wikipedia

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/千と千尋の神隠し