後期:森田ゼミ〜愛とはなにか〜
あけましておめでとうございます、今年も一年宜しく御願いします。
さてさて新年一発目のブログなのですが、今回は後期ラストのゼミ活動の内容について振り返って見たいと思います。
今回行った内容としては、まず去年のゼミ活動を振り返り、一年を通して学んできたこと&やってきたことを再確認しました。
私たちが学んだこと・やってきたことのメインとなるのはやはりUXデザインでしょう。私たちはこのUXデザインを基に観察学習や上位下位関係分析、ペルソナ作成などの活動を行い、その中でユーザーがどういう体験を通してどういった感情を抱くのか、そもそもユーザーはどういう時にどういう行動をとるかなどを観察・分析していきました。
そしてこれらの再確認が終わったら、次に「ではその能力は実際に働きだしたらどういう場面で使えるか、班に分かれてそれぞれ考えてみる」ということを行いました。今回設定する場面としては
・製品企画とブランド育成
・宣伝
・提案事業
・人事
・システム
の五種類があったのですが、私たちの班は「人事」の場合どう活かせるかを考えました。
そこででた結論と致しましては、自分達の企業がどういった組織で、どういう人材を求めているかを見抜く分析力、社員が今どういう感情を抱いて働いているかをさりげなく聴けるコミュニケーション力(インタビュー力)や社内の異変にすぐ気付ける観察眼などが活かせるだろうというものでした。
他の班も、場面は異なっていてもおおよそそういった力が活かせるという結論に至っていたのでやはりそうした力はどの場面でも活かせるのだなぁと感じました。
さて、これらの活動を終えて時間がまだ三十分程残っていたので後の時間は何をするのだろうと思っていたらおもむろに先生が二枚の紙を配り出しました。配られた紙を見てみるとそこに書かれていたのは
「"愛"とはなにか」
配る紙間違っているのではないかと思いましたね、それかこのゼミは実は哲学を専攻するゼミだったのかと
話を聞いてみると、なんでも近々実際に哲学に詳しい教授をお呼びして講演をしていただくそうで、まあそれの予習のような感じだったらしいです。いやー一安心一安心。
でもまあ講演の内容を聞いた限りだと普通に面白そうなので割と楽しみにしちゃってるんですけどね。
予習といいましたが、実際に渡された紙の一枚は見開き一ページ分の教科書をコピーしたようなものでそこには愛についてのストーリーが書かれていました。そのストーリーの内容については、美しさを「外面的な部分で判断するか」「内面的な部分で判断するか」という議題について登場人物達が議論しているといったものでした。正直な話、笑いを堪えるのが不可能な内容でしたね…どこの昼ドラだろうって
とまぁ話を戻して、予習の内容としては「そのストーリーを読み、いくつかある問の中から一つを選んで班の人と相談しながら問に答えてみる」という活動を行いました。自分達が選んだのは「あなたが『美しい』と思う人の特徴をあげよ。また、そう思うのはあげた特徴だけが理由か、それとも別にあるか」という問でした。正直これについては答えと呼べるものはでてきませんでした。というのも私たちの班は『美しさ』は行動にでるもの、つまり「内面的に美しい部分があるから美しいと感じる」というものでしたが、じゃあ外面的要素は本当に全く見ていないのかと言われたら少しは見てるという意見も出たためこれじゃないなぁとなったのです。
そして他の班も話し合いが終わった後、一緒に配られてたもう一枚の紙に話が移りました。その紙にはプラトンやモンテーニュといった哲学者が"愛"についてそれぞれがどういう答えを見つけたのかが書かれていました。それを読んでみると案の定というか、それぞれ異なった思想を持っていて意見が一致していませんでした。これからも分かるように"愛"には明確な定義や概念がないようです。うーん実に深いですね〜
ということで哲学に関して予習していったわけですが、最後に宿題のようなものとして「貴方の彼氏(彼女)が、とある魔法使いによって殺されたがその瞬間に魔法使いが過去の記憶までも持ってる完全なコピーを復活させたら貴方は悲しむかどうか」について考えてその考えをブログに書いてみてねと言われました。正直自分はこの質問を見た時に「どこでもドアの発想と同じ考えだよなぁ」ということでさほど悲しまないという考えに至りました。記憶が残ってるなら別に悲しむ必要ないよなーって考える辺り割とドライな性格なんだなって自覚させられましたね。
というわけで後期ラスト兼新年一発目のゼミはこんな感じで振り返りをしつつ息抜きしつつな感じでお開きとなりました。
まあ春休みもミズノさんへのプレゼンがあったり東京研修があったりで割とガッツリと活動するんで達成感やら安堵感なんやらはまだ感じられないんですけどね。え?その前にテストの心配しろって?はっはっは何を言ってるのかチョットワカリマセンネー
少し長くなりましたが今回はこの辺で
御拝読ありがとうございました。