東京研修① 〜Google〜

お疲れ様です。今回は二月の二十二、二十三日にゼミで行われた東京研修について書いていきたいと思います。
ちなみに研修先にはGoogle様、インフォバーン様、えがこう!様の三社に訪問させていただいたのでそれぞれ記事にしていきたいと思います。

まずはGoogle様を訪問させていただいた時の記事から


研修初日、この日は朝十時に六本木に集合ということでそこそこ眠そうな人もチラホラ居ましたが、中には集合場所から東京タワーが見えるということで何人かテンションが上がって写真を撮っている人も居ました。まぁ自分もそのテンションが上がってた内の一人なんですがね

また、集合場所は六本木ヒルズにある<巨大クモ・ママン>の近くだったのですが、流石と言うべきか自分達以外にも修学旅行生と思われる高校生や大学のサークル、そして社会人など多くの人が集まっていたので朝早い時間でもそこそこ賑わっていました。


そして全員が集合した後に社員である山下さんの案内でGoogleの社内を見学させていただきました。

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社内には各階層至る所にミーティングルームがあったのですが、雰囲気は堅苦しいものではなく、むしろ部屋の名前が特徴的等遊び心があって居心地の良さそうな空間でした。


また、Googleではどんなことにも意味(テーマ)を持たせているそうです。
例えば食堂では、手前に主食を置いてしまうと主食しか取って行かない人が居るので、手前に野菜を置き、奥に行くほどカロリーの高いものを置くといった工夫がされています。そうすることで社員が栄養を偏らせることなく食事できるとのこと。
なるほどなぁ、と社内を見学しただけで既に色々と考えさせられました。



そして一通り見学が終わったら、ミーティングルームを借りて山下さんに質疑応答をしていただきました。その中で特に印象に残ったものは以下の内容でした


活動内容
Googleでは特に機械学習に力をいれているそうです。
機械学習とは人工知能の一つで、人間が自然に行っている学習・活動をデータをもとに分析し、人間と同レベルの思考回路を機械に与えたり、過去の類似したパターンをもとにその人の人間性を判断するといったもので、身近な例で言うと音声認識(Siri)や自動運転、翻訳や医療診断などがあります。
Google機械学習に力をいれている理由としては、Google社の売上の大部分は広告による収入であるため、より消費者(視聴者)にとって意味があり届きやすい広告を作るためこうした機械学習が必要なのだとか。
なので今ではYouTubeなどの広告も秒数を変化させて何秒の広告なら視聴者は我慢出来るか、その視聴者はどういった広告を求めているかを分析しているそうです。確かにちょっと前までは三十秒の広告とかがよく流れていていつもスキップしていましたが、最近では六秒ぐらいの広告しか流れないので特に気にしなくなりましたね。

また、この機械学習という考え方はペルソナを作成する時と同じような方法が用いられているので分析方法など参考にできるのではと感じました。


Googleの制度
次に驚いたのがGoogleの社内制度でした。Googleではフレックスタイム制が導入されていたり、有給休暇を取るのに上司の許可が必要ないため有給取得率が高かったり、女性の産休や男性の育休がしやすい環境だったりとおおよそ自分が抱いていた企業のイメージとは異なるものでした。
しかし、フレックスタイム制でいくら時間に縛りがないからといっても周りへ配慮をしないわけではありません。出勤や退社する時間は伝えるし、会社に来れない時でも自宅等で自分の仕事をやるなどメリハリを持ったうえでそうした自由が与えられているそうです。つまり責任を果たしてこその自由だということです。
また、有給休暇や育休・産休に関しても、女性だから男性だから云々ではなく、それが当たり前であるという認識を全員が持つことでしっかりと休みやすい環境になっているそうです。実際、こうした休みをとらせないと万が一誰かが退職した時にその抜けた人の穴を埋められず結果自分達が困るということになるのだとか。こうした認識がもっと広くに行き渡って欲しいなと切に感じましたね。


新しいものを生み出しているわけではない
質疑応答を通して、Googleの実態としては新しいもの生み出しているわけではないと言うことを聞いた時割と驚きました。Google程の大企業なら常に新しいものを生み出しているのだと思っていたからです。例えばgmailなんかも、Yahooの技術を改良したものなんだとか
Googleでは0から1ではなく1から10、10から100を重視しているそうです。つまり必ずしも革新である必要はないということです。



また、Googleのことだけでなく山下さん自身の就活談やGoogleで働く楽しさなど色々なことを聞くことができました。そうした話を聞いていると、やはり今は昔と比べてインターンなど職場の雰囲気を知ることができる機会が増えてるのでそうした場を活用していくべきだなと感じました。
とりあえず三年生の夏休みには絶対一箇所はインターンに行くぞと思ったはいいものの果たして実行するのだろうか…


そしてなんやかんや話をしていたら気がつくとあっという間に二時間が経ってしまいました。正直大学の講義より早く感じられたのでもう少しお話を聞いていたかったなとも思いましたが残念ながらGoogleでのお話はここまでということで。
本当にためになる二時間でした。


ということでGoogle研修でのブログはここまで
御拝読ありがとうございました。